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油断しているときほど実力が垣間見えるのかもしれない

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慣れてきて「自分はできる」と思ったときは要注意

中小企業診断士試験の過去問を解いていたときのこと。ある程度知識もついてきて、問題文を読むとある程度どの知識を使えばいいのかを思い浮かべることができるようになってきた。

問題を解くスピードも以前よりも上がってきた。

しかし、この前、明らかに簡単で間違えるはずがない問題を間違えた。その理由は、問題文を自分の都合の良いように解釈してしまい、問題の内容を誤って読み取ってしまったから。

つまり、めっちゃ楽勝な問題じゃーん、という油断が普段ならできることをできなくしてしまったということ。

この現象に関してはおそらく、多くの人が経験したことがあるのではないかと思う。

だからこそ、改めて自分に言いたい。慣れてきて「自分はできる」と思ったときは要注意だと。

自分はできる・できないを考えなくなるくらい無意識でできるようになるまでは油断してはいけない

ここで例を挙げたいと思う。健康的な人で歩く時に、「歩けなかったらどうしよう」と考える人はいないだろう。なぜなら、「できる」状態が当たり前すぎて、無意識でも余裕でできるから。

このレベルになるまで、気を抜いてはいけないのだと思う。ちょっと言い過ぎかも。歩くことと同じくらいとは言わないまでも、「できる・できない」を考えることすらなくなるほど慣れてくるまで油断してはいけないのだと今回の件で気付いた。

逆を言うと、「自分はできるようになった!」と自信がついてきた時が危ない。できないことができるようになり、自分に自信がついているからこそ、周りが見えなくなっている可能性がある。

自分は大丈夫、失敗しない、などなどこういった感情が芽生えた時には注意する。

日本語的に表現すると「勝って兜の緒を締めよ」。これが近いニュアンスだと思う。

中小企業診断士の試験でこんな学びがあるとは驚きだった。

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