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「習慣の壁」は一夜で超えられない

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習慣を作るまでには相当な覚悟が必要

モーニングルーティン、ナイトルーティン、などなど習慣化することへの人々の想いは相当なものだと感じる。

そして、そのルーティンを実行している動画などもガンガン発信されている。

そういったものを目にすると、習慣化への憧れがどんどん膨れ上がる。自分も習慣化して、なりたい自分になろう!生産的な1日を送ろう!と多くの人が思う。

で、SNS上では最も簡単にルーティンをこなしているように見える。というよりも、テンポよくルーティンがこなされていくことを見ることで自分でもできそうと思いこむ。

というか、ルーティン動画を見ただけで満足してしまっている人すらいるのでは?とすら思う。

しかし、どうだろうか。

新しい習慣を作ることにはものすごいハードルがあることを理解しているだろうか?

ひとつ、自分に問いかけてみよう。

直近数年の間に、新しく何かを始めて、習慣化できたものがあるだろうか?

私の場合は振り返ってみるとほとんどない。いろいろチャレンジしようとしたけれど、それが習慣にまでなっているのはものすごく少ない。

私の場合は運動することを直近2年間くらい続けているが、今でこそ慣れてきたけど最初の頃はめちゃくちゃ大変だった。この大変さはルーティンを苦しみながら定着させた人にしかわからないと思う。

運動でもそうだ。私の場合は週に数回、60分間ロードバイクをローラーの上で漕ぎ続けるトレーニングメニューを作っている。

1日60分くらいの運動は、簡単なわけではないけれど、ちょっと頑張ればできそうな気がしてくる。

しかし、実際はそうじゃない。かなりきつい。きつい理由は”続けないといけない”から。1回だけならなら気合いで乗り越えられる。

けどこれを数ヶ月・数年続けるというのは本当に至難の業だ。

そして、1日サボったとして、それを巻き返すのはとてつも無い労力がかかる。

1週間サボろうもんなら、巻き返すことへのやる気すらでない。

毎日の小さな積み重ねは、信じられないほどの差を生む

そう考えると、習慣を身につけてそれを着実に続けるだけで圧倒的な差が生まれる。なぜなら、多くの人が小さな積み重ねすら維持できないから。

ましてや、習慣化している人に習慣化できていない人が追いつくのはほぼ不可能に近いと言っていいと思う。それこそ相当な才能や相当な努力なしには追いつけない。

となると、だ。

どれだけ早く習慣を作るかが鍵となる。

習慣を作ることが早ければ早いほど、成長の幅は大きくなるはず。

ただし、どんなことを習慣化するのかも一定程度は頭を使って考えなければいけない。

どんな小さなことでもいいとは思わない。例えば、毎日3分歩くことを習慣にしてもフルマラソンを走れるようにはならないだろう。

要は自分の目標に適した”普通のこと”をとにかく続ける(=習慣にする)ことが大切。

習慣は大切だ!習慣は圧倒的な差を生む!

みたいな話はよく耳にするけれど、本当の意味で、習慣を作れる人とそうで無い人の埋めようもない差があることを理解している人は少ないように思う。

習慣は大事。普通のことを誰にも真似できないレベルで続けてこそ成果につながる。

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