習慣が強固なものになるまでは、習慣を記録し続けよう
習慣化・ルーチン。これは誰もが一度は気にしたことがあるテーマだと思う。私もそうだ。けれどどうだろう。自分の理想の習慣を作れた人は少ないのではないだろうか?
以前にこんなブログを書いた。

内容を簡潔に説明すると下記の2つに集約される。
習慣を作るまでには相当な覚悟が必要
毎日の小さな積み重ねは、信じられないほどの差を生む
重要なのは1つ目。理想的な習慣を作りたい!と思う感情はSNSなどで発信されているクールな動画で誰もが抱くものだろう。しかし、現実は甘くない。習慣化は本当に難しい。
そんな中でも習慣化を実現するための効果的な手法を思いついたのでお伝えする。
それは、習慣化したい行動を毎日or1週間単位で記録し続けるということ。
どこかで聞いたことがあるようなノウハウかもしれないけれど、私の実体験をもとに、具体的に何がいいのかを説明したいと思う。
習慣の見える化で、折れない心をつくる
習慣を作るとき、ほぼ確実に「サボってしまった日」が発生する。この場合、「明日は今日サボってしまった分まで頑張ろう」と最初の頃は思うはず。
だけれど、実際に翌日になってみるとサボった分の巻き返しができないことの方が多いのではないだろうか?
そもそも「理想的な習慣」を作ろうとしているからこそ、継続することが難しいような高い目標を設定しているケースもあるだろう。
このようにサボってしまうと、巻き返しがなかなかできずに、なんなら3日くらいサボったら巻き返すのは本当に難しくなる。
例えば、ランニングを毎日5kmしようとしている人が3日間サボると合計で15km余分に走る必要が出てくる。3日間で取り戻そうとすると、10km走らなければならない。ランニングが習慣になっていない人からすると相当なハードルだ。
つまり、習慣化を実現する上での最も大きな壁となるのが「サボってしまった」時に巻き返しが難しくなって、心理的な負荷が高まり、継続できなくなることだと思う。
それを乗り越えるためにするのが、習慣の見える化。
自分がやると決めた習慣を1日から1週間単位で記録し続けるという中身は至ってシンプルなもの。
SNSで発信してもいいし、ブログに書いてもいいし、ノートに書いてもいい。とにかく自分が積み重ねている習慣を記録し続けること。
では、こうすると何がいいのか?
それは、たとえサボったとしても、これまでの積み重ねが見える化されているので、巻き返せなくても、習慣だけは続けようと前向きになれる。これが本当に重要。
習慣化をしようとしている時には、サボった分を巻き返す必要はないと言ってもいい。それよりも、習慣化しようとしていることをやめないことの方が圧倒的に重要。
サボってしまった時には自己嫌悪に陥る。そんな時に、これまでの習慣の記録を見返してほしい。
習慣化しようと取り組む前と今では、圧倒的に前に進んでいる実感が持てるはず。この実感が持てれば、たとえサボったとしても習慣だけはなんとか続けよう。という気持ちになれる。
習慣の見える化で、折れない心をつくる。
何事も「できるかできないか」ではなく、「やるかやらないか」、「やめるかやめないか」なのかもしれない。
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