MENU

本を読んで一つでも感動した1文を見つけることができればそれは最高のこと

Contents

本を読んでも覚えていない。そんなことさして問題じゃ無いのかもしれない。

本は読むけど、その本の内容を覚えているかというとそうではない。ほとんど忘れてしまっている。そんな人は多いのでは無いだろうか?

それがきっかけで本を読む事が少し億劫に感じることもあると思う。

せっかく本を読んでも頭に残らないなら意味ないじゃんという自己嫌悪に似たような気持ちを抱く。

こうなってしまうとますます読書へのハードルが高まってしまう。

しかし、実際は本を読んでも覚えていないということは、別に問題じゃないと思ったことを書こうと思う。

まず、そもそも論として読書をしてその本の内容を全て覚えるのは不可能であるということ。1/5でも覚えていたらすごい方だろう。1回読んだくらいでそこまで記憶してしまえるのであればその人は遺伝子的に記憶力に強みがあるに違いない。

そういった人でありたかった人生だけれど、自分は凡人だからそんなことはできない。

ただし、そんな凡人の自分でもできる事がある。

それは、「印象に残った1文をメモして、その内容について考え、自分の思いをアウトプットする」こと。

正直、「読んだはいいけど、なんとなーく全体がわかっただけでうまく言語化できていないな」となってしまう読書よりも、「全体のことは忘れちゃったけど、この1文が自分には本当に印象に残っていて、こう考えたんだよね」と言える方がよっぽど自分のためになる読書ができていると思う。

気負わずにまずは印象に残る1文を見つけるところから。

となると、本を読む時に大切なのは、印象に残った1文に出会うこと。そしてそれをメモして、自分の考えをアウトプットすること。だと思う。

本の全てを覚えなくていい。忘れたっていい。自分の印象に残る1文さえ、見つける事ができればそれでもう最高の読書体験なのだと思う。

いざ、この意識で本を読んでみると1文どころか、たくさんの素晴らしい文章に出会うと思う。そして自分の考えもアウトプットする。それを積み重ねていけば、ただ読書をしている人と比べたときに全く違う知識が自分のものになるはず。

最高の1文に出会えさえすればいい。この小さな意識があるだけで、読書への向き合い方は大きく変わると思う。

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA


Contents