自分に欠けているものにどう向き合うか?
誰しも苦手にしていることが少なくとも一つや二つはあるだろう。そして、その苦手なことに、自分に欠けているものにうんざりしてしまい、何にもやる気が出ないと思ってしまうこともあるかもしれない。
確かに、自分の苦手としていることに目を向けることは辛いし、それに目を向けたらマイナスなことばかり思い浮かぶはず。
ただ、そういった自分に欠けているものがあるからこそ経験できることがあるということを最近漫画を通して知った。
王様ランキングという漫画に出てくるデスパーというキャラクターが主人公のボッジに投げかける言葉がある。これがめちゃくちゃいい。
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あなたが気にしていることは、もしかしたら長所なのかもしれない。
あなたはその欠けたもので、普通の人には無いいろんな経験をしています。
それは苦しいけれど、きっと自分の道を切り開く力となるでしょう。
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自分に欠けていることがあるからこそ、いろんなことを思うし、考えるし、行動する。これは欠けているものがあるからこそできることであり、それが自分の力になるということを教えてくれる言葉だ。
自分に欠けているものがあるからこそ、経験できることがある。
自分に欠けているものがある。これはマイナスなことばかりではないということがデスパーの言葉からわかる。
自分に欠けているものがあるからこそ、考えたこと、そしてそれに立ち向かうための行動は自分の力になる。こう考えると、自分の苦手な事から目を背けないほうがいいのかもしれない。
ここでは、苦手なことができるようになるとか、できないままであるという事にはあまり意味がないように感じる。
それを受けて、自分はどう考えたのか?どう行動したのか?を意図的に自分の中に蓄積することこそが大切なのだと思う。
できなこと、苦手なこと、そこから目を逸らさずに自分にしかできない経験だと捉えて、未来の自分のためにどう活かすのかを前向きに考える。
こういった目線で世界を捉え直すと、前向きになる気がする。
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